「切りハミ ホワイト」って、何かご存知ですか?
「切りハミ」とは、ハミダシ用の革(床[トコ]と呼ばれる状態の革)を、ヒモ状にカットしたものです。
「ホワイト(白)」は、染めていない自然な色が白に近いから、このように呼ばれています。
それをグラブの指の間に挟んで、グラブを立体化させていきます。
ハミダシ用の革は、普通の革と違って、表面(つるっとした部分)がありません。
無いと言うより、表面は他の革製品として使われた後の残りが、床(トコ)なのです。
しかし最近、革ジャン、革のコートなど、革製品の需要が減ってきているので、ハミダシ(床)が採れなくなってきています。
グラブで当たり前のように使われて、目にしている「切りハミ ホワイト」が、次第に減っていき
珍しい素材になっていくのは、そう遠くない未来かもしれません。
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『オリジナル硬式グラブ製造・販売
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