2011/11/24

アラミドモデル 新登場!!

本日、ジュンケイーグラブのホームページのトップページに、「アラミドモデル 近日発売開始」と出ているのに気付きましたでしょうか?

ジュンケイ‐グラブでは、この世にある最高の素材でグラブを作ろうと、日々考えています。
野球グラブは、革がメインの素材ですが、革と革をつないでいる「糸」も重要な素材の一つなのです。

ここで言う「糸」とは、グラブ表面に見える糸(飾り糸)とは違いまして、グラブの内側で使われている「結合糸」の事です。

長年、グラブ製造と共に、グラブの修理も行っておりますが、おおよそ3種類の修理があります。
①革の破れ、擦り切れ
②ヒモ切れ
③糸のほつれ
の3種類です。

①と②は、革の手入れ(汚れをとって、オイルを塗る)や、キャッチングを本体正面で受けることによって、ある程度寿命を延ばすことは出来ますが、③だけは、今日まで有効な対策がありませんでした。
これは、補球時の衝撃が原因となって、グラブ内部の「結合糸」が切れてしまう状態です。
多くのスポーツメーカーは、この対策として、色々工夫はしていますが、ゴツゴツしくなったり、通常の滑らかな動きが出来なくなってしまったり・・・という状態でした。

しかし、このジュンケイ‐グラブ社製の「アラミドモデル」は、グラブ内部の「結合糸」を全てアラミド繊維という、強力な糸に変えることによって、今まで通りの使い心地で、③の修理要因を激減させました。

糸の太さや、見た目は通常の糸と変わらないように見えますが、米軍事用に開発されただけあって、ハサミでもなかなか切れません。
詳しくは、コチラを見て下さい。

製造が別ライン、アラミド繊維自体が高価格という事もあって、通常モデルより高い値段がつく予定ですが、修理代の方がもっと高いと思います。

この、極上のこだわりグラブ、近日発売予定ですので、ご期待ください!!


tony

オリジナル硬式、軟式グラブ、ミット、ソフトボール用
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