2010/11/01

グローブの手入れ

今日はグローブの手入れについて書きたいと思います。いろいろな手入れ方法がありますが、僕が普段やっている手入れ方法を紹介したいと思います。

まずなぜ手入れが必要なのか?一番の理由はグローブを長持ちさせるため。長持ちさせるためには革を保湿させる必要があります。

そしてもう一つの理由は、革が乾燥しすぎているとボールを弾くためで、これも保湿する事によって問題が解決します。



それでは使い終わったグラブの状態からの手入れ方法です。まずグローブの手が当たった所をタオルなどでふき取ってください。これは汗をふき取るためです。汗は革を痛めますのである程度ふき取っておかないと革にひび割れが入ります。

次に陰干しをしてください。室内で扇風機の風を当てるだけでいいです。僕の場合は30分くらい当ててます。これは陰干しをする事によって余計な水分を取るためです。水分が多いとグローブが重くなりますのでそのために水分を取ります。

次にブラシで汚れを落としてください。砂などが付着した状態でグローブを使用すると革に傷が入り、破れの原因になりますのでしっかりと落としてください。

次にオイルを塗ります。僕は主に固形オイルを使います。オイルには2種類あって、柔らかくするもの、革の状態をキープするものがあります。柔らかくなるオイルはキープするオイルより若干重くなるので使い慣れたグローブにはキープ用のオイルを塗ることをおすすめします。
量は人差し指ですくえるくらいの量で、それを受球面のポケットに落として全体に広げていきます。
背面は受球面より少し量を少なくして全体に塗り込んでいきます。
タオルなどで塗る人が多いと思いますが、オイルは肌に害はないのでぜひ素手で塗りこんでください。手の体温でオイルが溶けやすくなるので塗りやすいと思います。

オイルを塗るのに一番気をつけなければいけないのが量で、多すぎるとグローブが重くなるので触ってしっとりしていたらそれ以上塗らないようにしてください。

次にタオルで乾拭きをして余分なオイルをふき取り完成です

オイルは毎日グローブを使用している選手は週に1回、週に1回グローブを使用する選手は2週間に1回くらいに塗るだけで大丈夫です

オイルを塗らない日の手入れは、乾燥させてブラシで汚れを落とし、タオルで乾拭きすればOKです。

グローブと長く付き合うためには毎日グローブを観察し、ケアすることが大切です。
日々の手入れがプレーの時に出ますのでしっかり手入れしてください。


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