2011/02/19

革くず袋

みなさん、グラブパーツにできない、傷や血筋があったり、こしのない部分のはどうなるかご存知ですか?革くずっと言っても、当社ではくずと言うほど細かいものではなく、グラブの品質にこだわるため、大きなものでは1メートル四方のものも、出てきます。

革くず市町村の一般の焼却炉では燃やすことができません。産業廃棄物として扱われ、90リットルくらいかな???の大きな袋を一枚、1,200円で購入して、そこにつめて、月に二回、産廃業者に引き取ってもらっています。

革くず袋に詰めるのも、結構、大変なんですよ~。バンドマシーンですいた、薄手の革くず袋の底にしいて、底の土台作りをします。大きな革ははさみで細かく、袋に詰め込みやすいサイズになるように、細かく刻みます。袋が破けないように、ぎゅうぎゅうと空気が入らないように押し込んで、最後にガムテープで袋のてっぺんに封をします。その時、ガムテープがきれいにはれず、革が袋からはみ出ていると、ひきとってもらえないんです~。処分するのにもお金がかかるため、いかに、たくさん、詰めるかが問題で『詰め放題』って感じで工夫しています。




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『オリジナル硬式グラブ製造・販売
  株式会社 JUNKEI-GLOVE